制作は下記のような手順で作りました。
1:文章の作成
2:文章内に写真を挿し込む箇所を決める
3:写真ごとに背景、演出小物、ミニフィグの配置やポーズを決める
4:撮影の順序を決める(同じ背景を使用する場面をまとめて撮るため)
5:背景セットの制作(建物、演出小物など)
6:撮影、加工
7:ブログへの文章の打ち込み、写真の挿し込み
8:校正
9:校了
文章はワード、撮影手順はエクセルを使用しました。上記のような手順で、制作期間は五ヶ月ほどです。制作期間のうち半分以上は文章を作る時間でした。
撮影では、細かい配置で時間がかかりました。一枚の写真の中に情景が収まるように、カメラの角度、小物の位置、ミニフィグのポーズなどを変えながら何度も撮影するためです。
ボツにした写真はかなりの枚数になります。例えば、こちら。ジュリエットがキャピュレット家の霊廟で、ロミオの遺体と対面する場面です。
上が採用した写真、下がボツにした写真映です。当初は斜め上の角度から撮影したのですが、臨場感を出すため、ミニフィグの目線の高さに変更しました。
また、ロミオがマントヴァで住んでいる小屋についても、当初は「森の隠れ家」を使用していました。
ただ、森の隠れ家は薬師が住む小屋の方が合うかなと思い直し、ロミオの住む小屋の設定をボツにして撮り直しました。他にも、ボツにした写真は大量にあります。
撮影はスマホを使用しています。スマホは何回でも撮り直せて便利なのですが、その分きりがなくなります。そのため、撮影は極力簡単に済ませるようにしました。
撮影環境も、準備と片付けが楽なように極力簡素にしています。背景は白い壁紙の壁面に白いコーヒーテーブルを寄せただけ、照明は天井の電器のみです。
ちなみに夜の演出では、黒の発泡スチロールの板を壁に立て掛けて使用しています。発泡スチロールの板は、100円ショップで買いました。
発泡スチロールの板はとても手軽なのですが、表面に光沢があるため光を反射し、不自然になります。背景は画用紙のような艶のない素材の方が望ましいです。
作り終えた感想として、ロミオとジュリエットは、文章量に対して写真数が少なかったと感じました。
私は、ブログ制作ではPCを使っています。PC画面上では気にならなかったのですが、ブログをスマホ画面で見ると文章の横列の文字数がPC画面より少なくなり、そのぶん縦の行数が増えます。
そのため、写真と文章の配分が悪く感じました。次回はこのあたりも修正していければと考えています。(文章力が未熟なことについてはご容赦ください…)
以上、ロミオとジュリエットのメイキングでした。
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- ロミオとジュリエット メイキング
※「LEGOお話 ロミオとジュリエット」に使用している文章は、下記文献を参考にマツヒラが現代口語にて書き直しております。
【出典】
出典:青空文庫「ロミオとヂュリエット」
URL:https://www.aozora.gr.jp/cards/000264/card42773.html
作:ウイリアム・シェイクスピア
翻訳:坪内逍遥
底本:ロミオとヂュリエット 新修シェークスピヤ全集 第二十五卷
出版社:中央公論社
初版発行日:1933(昭和8)年10月30日
入力に使用:1933(昭和8)年10月30日
校正に使用:1933(昭和8)年10月30日
青空文庫 工作員データ:入力…osawa 校正…土屋隆
【青空文庫さまの著作権などの各種権利について】
青空文庫さまにおける著作権のお考えを元に、参考文献として使用しても問題ないと考え使用させていただきました。
参照:青空文庫収録ファイルの取り扱い基準
URL:https://www.aozora.gr.jp/guide/kijyunn.html