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LEGO 6086 ブラックナイト城 レビュー

 LEGO 6086 ブラックナイト城は、ブラックナイトが守る城です。1992年に発売されました。 英語圏での製品名も「Black Knight's Castle」で、日本における製品名と同じです。 ブラックナイト城は、 ゆうれい城 に続いて立体基礎版を使用した城です。 まずは全体を見ていきます。 城は、門塔、側防塔、居館で構成されています。 使用されている立体基礎版はゆうれい城と同じ色・絵柄であることから、ブラックナイト城も山城である可能性が高いです。 一般的に山城は、地形的に攻めにくく守りやすいため、戦争を目的として建てられます。 それに対し、平城は交通の要所に築かれることが多く、軍事だけでなく政治拠点や王の居城となることも多いです。 ブラックナイトが守る平城には、 ブラックドラゴン城 があります。 君主が住む平城のブラックドラゴン城と山城のブラックナイト城、ともに城の運用面における個性を打ち出すことができています。 このあたりも、旧主役だったライオン騎士(クルセイダー)の平城「 お城 」と、山城「 ゆうれい城 」をリファインしたように感じられ、新旧主役の交代が一層印象付けられるラインアップとなっています。 城には、広い中庭もあります。 中庭には井戸があります。 籠城する時、井戸はとても重要です。 人は、水がなければ4〜5日しか生きられないといわれています。 城内にあれば安心ですね。 居館にはテーブルがあります。食堂でしょうか。 テーブルの上に杯、横にはタルがあります。食堂なので酒樽かと思いきや、中には黄色のラウンドプレートが2枚入っています。 ちなみに、食堂の屋根裏にある宝箱にも同じものが入っています。 城内には3箇所、ランプが設置されています。 井戸、テーブル、タル、ランプなどの小さな演出が雰囲気を出してくれます。 次に、ギミックを見ていきます。 まずは、お馴染みの落とし格子と跳ね橋から。 跳ね橋は、門塔の横にペグとホイールを設置し、糸を巻き上げて開閉します。 落とし格子の糸は、赤い屋根の下を通しています。糸の納め場所がないため、糸が索道のようになっています。 側防塔には、お馴染みの牢屋が設置されています。 牢屋はとても狭いです。 居館にもギミックがあります。 居館から外に出るための隠し通路があるのです。 中庭には、地下室(地下牢?)があります。 黒...

LEGO お城シリーズ 6081 ゆうれい城 レビュー

 LEGO 6081 ゆうれい城は、クルセイダー(ライオン騎士)が守る城です。1990年に発売されました。 ネーミングの通り、こちらのセットから、お城シリーズにゆうれいミニフィグが登場します。 ちなみに、日本での公式製品名は「ゆうれい城」ですが、英語圏では「King's Mountain Fortress」で、直訳すると「王様の山砦(さんさい)」となります。 子どもに対しては、「王様の山砦」よりは「ゆうれい城」の方がわかりやすくていいと思います。 それでは、全体を見ていきます。 大きな特徴としては、お城シリーズにおいて初めて立体基礎盤が使用されたことです。 立体基礎版の導入により、これまで左右対称のデザインが中心だった城モデルに、極端に左右非対称な城が加わりました。 立体基礎盤の歴史は意外と古く、1978年発売の宇宙シリーズ「483 Alpha-1 Rocket Base」のセットで丘陵のような起伏のある基礎版が使われていました。(これを立体基礎版と呼んでいいかは不明です) また、ゆうれい城が販売開始になる1年前の1989年、南海の勇者シリーズ「6276 サブレ砦」においても、ゆうれい城と色違いの立体基礎盤が使用されました。 そして、ゆうれい城で使用された立体基礎盤は、後に発売される「ブラックナイト城」にも引き継がれることになります。 さて、その立体基礎盤を活用した表現に、「ゆうれい城」のネーミングゆえにわかりにくい部分があります。 それが、下の部分です こちらは、立体基礎版で底上げし、コスト削減をしているように思われがちな部位ではないでしょうか。 しかし、英語圏の製品名「王様の山砦」から読み解くと、これが土塁を表現しているとわかります。 山砦や山城は、山全体の地形を利用して砦や城を築きます。 山肌を削って堀を作り、その際に掘り出した土を盛り固め、防壁として土塁を築くのです。 そのため、レゴ社はあえて城壁パーツを使用しなかったと思われます。 このようなデザイン的アプローチが「ゆうれい城」のネーミングにより気付きにくくなっていることは少々残念に感じます。 塔の上には、かっこいい弩が二連装で設置されています。 また、カラスもいます。 1980年代の英語圏での製品において、ライオン騎士は「クルセイダー」と表現されていました。 クルセイダーは直訳すると「十字軍」です...