クリエイター中世の城を組み替えて、町(?)を作ります。
(正式なモデル名がわかりませんので、便宜上、町とさせていただきます)
まず塔を解体し、ブロックを色ごとに分けます。塔は使用するブロックが少ないので、ばらしてもこの程度です。
前回、お城をばらして塔を作った際は、組み立てに5時間近くかかってしまいました。原因は、パーツを探す時間です。
最初にレゴの箱を開封した時は、ブロックは袋ごとに小分けにされています。そのため、説明書の手順通りに小袋を開けていけば、パーツ探しの手間はそれほどありません。
しかし、お城をばらして塔を作る際は大変でした。狭いテーブルで作っていたこともあり、ブロックの置き場がなく、山積みにしたブロックの中から必要なパーツを探していたためです。
そこで今回は床の上にパーツを色ごとに分けておきました。そうすることで必要なパーツを探す効率がよくなり、組み立て時間は3時間半になりました。
作り終わった町(?)がこちら。
フィグは少ないですが、とってもにぎやかな雰囲気。町では、男性フィグ二名が兵士、女性フィグは店員となっています。
そして、鳥が二羽。
鳥は木にとまっています。
小さな木ですが、明るくにきやかな雰囲気です。枝に鳥、幹に弓矢の的、根本に石とキノコを配置するなど、細部の表現により造形が単調にならないように作られています。
屋台では、武器と防具が置かれています。
小さいですが、いかにもレゴらしいお店です。テントの屋根は、レゴではお馴染みです。吊り下げ型の旗の使い方がいいですね。
城壁には、風車小屋があります。
風車は、町のランドマークといったところでしょうか。かわいらしい雰囲気です。
ちなみに風車は、建物の裏にあるハンドルを回すことで羽を回転させることができます。
部屋には、1×2の丸太ブロックが二個置いてあります。風車小屋の中ですし、ブロックの色もタンなので、小麦粉を入れた袋に見立てているのでしょうか。
お次は、風車の隣にあるパン屋(?)です。
カウンターにはパンとチーズ(チーズはパンの後ろに置かれているため、写真では見えません)、謎の容器(飲み物?)。床の箱には果物が入っています。後ろのかまどは、パンを焼くためのものかな。風車で挽いた小麦粉で、パンを作っているのかもしれません。
カウンターの横には、タルも置かれています。
タルの下に置かれたバケツは、蛇口の漏水対策でしょうか。もしパン屋ではなく酒場だとしたら、水路に酔客が落ちる様子が目に浮かびます。
水路の横には、側防塔が建てられています。風車と並ぶ、町のもう一つのシンボルのような様相です。
側防塔の一階は牢屋です。すぐ近くに牢屋があれば、酒場も安心して営業できますね。
風車小屋の区画と、酒場の区画、側防塔の区画は、ヒンジで接続されているため稼働します。
風車小屋の二階のドア、トラップのようで怖いです。
ちなみに、裏側はこのようになっています。
裏側には、防壁の上にあがる階段もあります。
この階段の下には宝箱が置かれているのですが、これが謎の仕様になっています。
宝箱の中は、まさかのホネ。
この宝箱の収められた壁の反対側には、かまどがあります。火を使う場所の裏側にあるため、火葬場かとも考えましたが、それは時代的に合わないと思われます。
ブラックファルコンには設定上のライバルとしてクルセイダー(十字軍)がいますが、十字軍の時代は10〜12世紀。その時期をモデルにしているとしたら、文化的に火葬はなさそうです。
宝箱を棺に見立てているのか、または、ドラクエのように宝箱を開けたらモンスター(この場合はガイコツですが)が襲ってくる設定なのか、あるいは事件でもあったのか。
宝石のパーツもあるのに、なぜホネを…。謎の宝箱です。