まずは、竜の気になる部分から。
お城を作ると、かわいらしい竜も一緒に作れるのですが。
この竜、足首の固定力が弱く、姿勢維持が困難なのです。
竜の重心は、前寄りです。立たせるには、前後の重さのバランスをとるため、脚の付け根と足首の角度を調節する必要があるのですが。
足位置と足首の角度を失敗すると、足首の関節が自重を支えられず、前のめりに倒れてしまいます。
問題の足首ですが、このようになっています。
デザインはかっこいいのですが、角度を維持する力が弱いクリップが足首に使われています。さらに足の裏の接地面も小さいので、二本足で立たせるとバランスが不安定になります。そのため、姿勢の自由度が低く、ポーズも限られます。
ちなみに、下の写真のように両足と尻尾の三点接地であれば、立った時の安定感はかなり増します。いわゆるゴジラの立ち方ですね。
しかし、ジュラシックパークのTレックスのように、尾を地面と平行に浮かせて二本足で立たせるには、足腰の強さが足りません。
そこで、手持ちのレゴブロックを投入し、足回りを改造、強化することに。まずは、ボールジョイントを使用して足首の関節部を強化。さらに、足裏の接地面を広くして安定感を向上しました。
ヒザ下のスネ(?)がなくなった分、短足になりましたが、元の脚も改造した脚も、付け根の高さはだいたい同じです。
両足首を改造、強化した結果がこちら。
スパイラル
ビールマン
足回りの安定感が改善、フィギュアスケーターのように優雅な姿勢も維持できるようになりました。
ついでに、顔も修正。特徴的な鼻(?)を、スロープに変更。クチバシのようにしてみました。
少しだけ、顔が端正になったかな。さらに、短い翼も変更。腕の関節を増やし、翼の部分を長くしました。
その後も、パーツを盛ったり削ったりしていたら。竜というより、始祖鳥みたいになりました。
ゾイドっぽくもあるような。
変更前の竜の方が、生き物らしいですね。修正は足首だけにした方が良さそうです。
以上、クリエイター中世の城 竜の改造でした。
おまけ
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