LEGO 6055 護送車は、クルセイダー(ライオン騎士)が使用している馬車です。1985年に発売されました。
こちらのセットは馬車と護衛で構成されています。
まずは馬車の全体から。
立派な四頭立てです。馬車を騎兵と弓兵が守り、御者まで槍で武装、厳重に警備されています。
(もっとも、この頃は鞭のパーツがなかったので、槍で鞭を表現している可能性も高いのですが)
どれほどの要人を護送しているかと思いきや、警護対象はこの人。
農夫???
個人的には、この農夫が御者かとも思いました。
なぜならば、御者の兵士がマントを装備しており、下級兵士ではなさそうだから。
しかし、説明書の写真を見ると、やはり農夫が収監されているミニフィグのようです。
こっそり脱走しようとしている姿が。
もしかしたら、農夫ではなく盗賊に見立てているのかな。
ちなみに、ウルフ盗賊団は「6055 護送車」から7年後の1992年に発売でとなります。
そのため、この頃のお城シリーズ界隈には盗賊フィグがいないのです。
次に、ギミックを見ていきます。
ギミックは、牢の扉が開きます。
この牢は、入り口の横幅が2ポッチしかありません。しかし、ミニフィグは胴体+肩(腕)で横幅が4ポッチ近くあります。
そのため、牢にフィグを入れる際は適当に放り込むことに。笑
ちなみに、下の写真ようにミニフィグをきれいに牢内に収めるには、牢を分解する方が速いです。
もう一つのギミックは、旗の角度を変えることができます。
はたして、これをギミックと呼んでいいのだろうか…とも思うのですが。旗を傾ければ、背面の扉のストッパーになるので、ギミックと考えていいのかな??
旗の掲揚台の土台は1×2ヒンジが使用されています。実はこの「6055護送車」、ヒンジパーツが多用されています。
ヒンジの多さは、昔の宇宙シリーズを彷彿とさせますね。
最後に、ミニフィグを見ていきます。
ミニフィグは、御者、弓兵、農夫(盗賊?)、騎兵の4体です。この他にも馬車を引く馬のフィグが四体あり、なかなかのボリュームです。
ちなみに「6055 護送車」は、ブラックファルコンにも似合います。
以上、「LEGO 6055 護送車」のレビューでした。
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