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LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで レビュー

 “ LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで ” は、森のひとが拠点としている塔です。1991年に発売されました。

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで レビュー


全体を見ていきます。

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで レビュー

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで レビュー

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで レビュー

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで レビュー

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで いかだ

岸と塔との渡し船のようなイカダがいい雰囲気。

木には的が付けてあり、弓矢の練習もできるのです。

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで 弓矢の的

 “ LEGO 6054 森の見張り小屋 ” をスケールアップしたような造形ですね。

LEGO お城シリーズ 6054 森の見張り小屋


とりでを背後から見ると、塔は水中から突き出た二本の巨木の間に建てられていることがわかります。

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで レビュー

二本の木を足場として橋を架け、その上に居館を建てているように見えます。フィレンツェのヴェッキオ橋みたい。(橋の写真は、無料写真・フリー素材のダウンロードサイト「もある」様よりお借りしました)

フィレンツェ ヴェッキオ橋


次に、ギミックを見ていきます。

砦は、背面の壁が開く仕掛けになっています。建物を展開できるギミックは、お城シリーズのお馴染みですね。

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで ギミック

建物内には水牢もあります。

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで 水牢


牢は格子で塞がれており、水中から逃げることができません。

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで 水牢


説明書によると、クルセイダー(ライオン騎士)の初期位置は水牢の中なのです。

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで 説明書

そのため、制作工程が進むにつれ、兵士はどんどん埋もれていきます。かわいそうに…。

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで 説明書

建物の入口にも仕掛けがあります。入り口に扉はありませんが、落とし戸になっています。

こちらは、入り口が開いている状態です。

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで 建物の入り口

こちらは、戸を降ろしている状態です。

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで 入り口の戸が下りている状態

落とし戸は、屋上のリールを使用して上げ下げします。

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで 屋上のリール

建物の展開、巻き上げ式の落とし戸、ともに大型のお城に使用されているギミックです。この仕掛けを見ても、森のひとの大型拠点であることがわかります。


ミニフィグを見ていきます。

LEGO お城シリーズ 6077 森の人のとりで ミニフィグ

ミニフィグは6人です。捕虜役として、クルセイダー(ライオン騎士)もついてきます。

森のひとの冒険を堪能できるセットです。


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