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LEGO お城シリーズ 6023 お姫様の馬車 レビュー

 LEGO 6023 お姫様の馬車は、馬車、御者、お姫様で構成された小型のセットです。1986年に発売されました。



日本での商品名は「お姫様の馬車」ですが、英語圏の商品名は “ Maiden's cart ” です。
厳密には「お姫様」ではなく「お嬢様」と訳した方が適当であるかもしれません。

まずは全体を見ていきます。









ギミックは、馬車後部の背面を天蓋ごと可動することができます。このギミックのおかげでお姫様を簡単に馬車に座らせることができます。
また、お姫様の帽子は高さがあります。そのため、天蓋の赤いプレートを設置するには1ポッチほど高さを増やさないときれいに設置できません。

そこで、背面の根元のヒンジの出番です。多少帽子がつっかえても、壁の角度を調節できるので無理なく天蓋を開閉できます。



さて、この天蓋につっかえてしまうお姫様の帽子。これはエナンといいます。
13世紀後半~14世紀後半に、高貴な出自の女性が使用していたそうです。


【出典:協同組合西日本帽子協会 帽子100年 ヨーロッパにおける帽子の起源】
https://hatandcap.or.jp/hundred_pages/europa_pages/gothic.html


ちなみに、馬車の御者はライオン騎士(クルセイダー=十字軍)の兵士です。
ヨーロッパの歴史では、十字軍運動は13世紀末までとされていますので。
このセットの時代背景は、13世紀末頃と推測されます。

【出典:世界史の窓 十字軍/十字軍運動より】
https://www.y-history.net/appendix/wh0603_1-008.html

ほんの少しだけ、世界史にも触れることができるセットです。

以上、LEGO 6023 お姫様の馬車のレビューでした。



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