スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

10月, 2021の投稿を表示しています

LEGO 31120 クリエイター 中世の城 総評

クリエイター中世の城の建物を三種類作ってみた総評です。 お城、塔と投石機、町、すべて作りごたえのある内容でした。各モデルとも、デザインやギミックがよく練られており、限られたパーツをうまく使っています。 下記は個人的な満足度の順位です。 ギミック1位:投石機 デザイン1位:町 総合1位:お城 ギミック1位:投石機 使用できるパーツの制約がある中で、よく工夫されたギミックだと思いました。計算された構造に滑らかな投射、的当てのゲーム要素も素晴らしかったです。 デザイン1位:町(?) 町には、風車、お店、水路など、さまざまなデザインの建造物が盛り込まれています。歴代お城シリーズでもリリース数が少ない町や村を作れることも嬉しいです。 総合1位:お城 お城の展開や跳ね橋といった恒例のギミックだけでなく、水車と鍛冶屋の金槌を連動させた楽しい仕掛けもありました。久しぶりの大型のお城ということもあり、満足度は高かったです。 今回、お城のみ外壁がのっぺりしているように感じたため、外壁を変えてみました。 私は、構造物の平面(今回の場合は壁面)の広さに対して、立体感を感じる構成要素が少ない時に、のっぺりした印象を感じます。立体感を感じる構成要素を具体的に挙げると、屋根、ひさし、出窓、梁、柱、色の切り替え、タイルの溝などです。 私の場合、城壁パーツを多用してお城を作ると、壁が平面になって間延び感が出てしまうことがあります。のっぺり感とは、「壁面の情報量の少なさ」と言い換えられるのかもしれません。 ただ、立体的な情報量が多すぎるとゴチャゴチャした印象にもなります。今回の場合、後付けで城壁にタイルを貼りましたが、最初は失敗しました。 下の写真が、失敗した時のものです。 ゴチャゴチャしすぎた時は、引き算でバランスをとることが必要です。 そういったことから、町(?)は壁面に間延び感がなく、さらに立体感を出す要素もバランスよく配置されていると思います。 お城シリーズが廃盤となって久しぶりのお城でしたが、満足いくセットでした。 以上、クリエイター中世の城 総評でした。 【関連記事はこちら】 クリエイター中世の城 レビュー クリエイター中世の城 竜の改造 クリエイター中世の城 お城の改造 クリエイター中世の城 塔 レビュー クリエイター中世の城 投石器 レビュー クリエイター中世の城 町(?) レビュー

LEGO 31120 クリエイター 中世の城 町(?) レビュー

 クリエイター中世の城を組み替えて、町(?)を作ります。 (正式なモデル名がわかりませんので、便宜上、町とさせていただきます) まず塔を解体し、ブロックを色ごとに分けます。塔は使用するブロックが少ないので、ばらしてもこの程度です。 前回、お城をばらして塔を作った際は、組み立てに5時間近くかかってしまいました。原因は、パーツを探す時間です。 最初にレゴの箱を開封した時は、ブロックは袋ごとに小分けにされています。そのため、説明書の手順通りに小袋を開けていけば、パーツ探しの手間はそれほどありません。 しかし、お城をばらして塔を作る際は大変でした。狭いテーブルで作っていたこともあり、ブロックの置き場がなく、山積みにしたブロックの中から必要なパーツを探していたためです。 そこで今回は床の上にパーツを色ごとに分けておきました。そうすることで必要なパーツを探す効率がよくなり、組み立て時間は3時間半になりました。 作り終わった町(?)がこちら。 フィグは少ないですが、とってもにぎやかな雰囲気。町では、男性フィグ二名が兵士、女性フィグは店員となっています。 そして、鳥が二羽。 鳥は木にとまっています。 小さな木ですが、明るくにきやかな雰囲気です。枝に鳥、幹に弓矢の的、根本に石とキノコを配置するなど、細部の表現により造形が単調にならないように作られています。 屋台では、武器と防具が置かれています。 小さいですが、いかにもレゴらしいお店です。テントの屋根は、レゴではお馴染みです。吊り下げ型の旗の使い方がいいですね。 城壁には、風車小屋があります。 風車は、町のランドマークといったところでしょうか。かわいらしい雰囲気です。 ちなみに風車は、建物の裏にあるハンドルを回すことで羽を回転させることができます。 部屋には、1×2の丸太ブロックが二個置いてあります。風車小屋の中ですし、ブロックの色もタンなので、小麦粉を入れた袋に見立てているのでしょうか。 お次は、風車の隣にあるパン屋(?)です。 カウンターにはパンとチーズ(チーズはパンの後ろに置かれているため、写真では見えません)、謎の容器(飲み物?)。床の箱には果物が入っています。後ろのかまどは、パンを焼くためのものかな。風車で挽いた小麦粉で、パンを作っているのかもしれません。 カウンターの横には、タルも置かれています。 タルの下に置かれたバケツ